犬に鮭を与えても大丈夫?皮も油もまるごと食べるのがGOOD!

犬に鮭を与えても大丈夫?皮も油もまるごと食べるのがGOOD!

昔から日本人になじみの深い魚、鮭。

結論から言うと、犬にも鮭を与えて大丈夫です!

今回は犬にサーモンを与えるメリット、デメリットのほか、与える際の注意点、栄養を最大限に摂取するための与え方などをご紹介します。

最後においしい鮭を簡単に見分ける方法も載せていますので参考までに。

目次

犬に鮭を与えるメリットとは?

犬に鮭を与えるメリットとは?

鮭の身に含まれる赤い色素「アスタキサンチン」には抗酸化作用がありますが、その威力はリコピンやビタミンC、βカロテンなどとは比べ物にならないくらい非常に強力であることが知られています。(一説にはビタミンCの3000倍だとか…!)

抗酸化作用があるとは具体的にどういうことかというと、体の免疫力を上げ細菌やウイルスから守ったり、老化やガンの元凶・活性酸素を除去したり、疲れやストレス、怪我からの回復を早めたりといった効果があることを言います。

アスタキサンチンは、通常の物質であれば入り込むことの出来ない重要な部位(脳や目)の細胞膜にまで入り込み抗酸化作用を発揮することができる貴重で優秀な唯一無二の存在なのです。

また、魚類に多く含まれる「EPA」「DHA」には脳細胞を活性化するはたらきがあり、記憶力や学習能力を上げるだけではなく、加齢に伴うボケの予防にも効果的です。

そして抗炎症作用もあるので、関節痛を患っている子、怪我をしている子には特に積極的に食べさせたいところです。

他にも鮭には様々な良い成分が集まっており、日々の食事に摂り入れることでこのような健康効果が期待できます。

期待できる効果
  • 心身の成長を促す
  • 血中コレステロールを抑える(→高血圧、動脈硬化予防)
  • 中性脂肪を抑える
  • 胃粘膜の保護、強化
  • 肝機能の強化
  • 肌の保湿

鮭を与える際の注意点と調理の仕方

鮭を与える際の注意点と調理の仕方

注意点としてはまず、鮭は寄生虫(今話題のアニサキスなど)がつきやすい魚なので、「生食用」と書かれているもの以外は必ず加熱してから与えてください。

また、のどに刺さらないよう小さな骨まで確実に取り除いてあげる必要があります。

また、当然ながら塩サケは犬にとっては塩分が濃すぎるので、味付けのされていないものを選んでください。

ちなみに加熱すると染み出してくる油には前述したアスタキサンチンがたくさん溶け出しています。与える際にはぜひ一緒に食べさせてあげましょう。

また、他のカロテノイド色素と一緒に食べるとただでさえ強力な抗酸化作用がさらにパワーアップしますので、【人参、小松菜、かぼちゃ、トマト、豆類、レバー】などと組み合わせて与えてみてください。

そして残されることの多い鮭の皮ですが、皮にはコラーゲンやDHAがたっぷり含まれているので捨ててしまうのは非常にもったいないです!

鮭の皮のジャーキーなんてものが販売されているぐらい栄養価が高くて食いつき抜群なのでぜひ食べさせてみてください。(もちろん焦げた部分は捨ててくださいね)

良い鮭(切り身)の選び方

良い鮭(切り身)の選び方

それでは最後においしい鮭の選ぶコツをご紹介します。見分けるポイントは以下の5つです。

  • 透き通ったサーモンピンク色をしている
  • 身に白い脂肪が綺麗に入っている
  • 身に弾力がある
  • 皮が銀色でてかりがある
  • 汁が出ていない

ぜひこれをマスターして愛犬においしい鮭を食べさせてあげてくださいね( *´艸`)

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