さつまいもは甘みがあるので犬にとっては大好物!かぼちゃと並んで「犬が大好きな野菜」の2トップですよね!
結論から先に言うと、さつまいもは犬に与えてもいい食べ物です!
今回は犬にさつまいもを与えるメリットと与え方について解説していきます。
最後に甘いさつまいもの見分け方も載せていますので参考にしてみてください。
犬にさつまいもを食べさせるメリット
さつまいもは炭水化物や食物繊維が豊富な野菜ではありますが、特筆すべきは「ビタミンC」。
ビタミンCは主に免疫力を上げ、ストレスに対する抵抗力を高めるはたらきをします。
一般的にビタミンCというのは加熱や水に弱く、生で食べなければ調理の過程で失われることの多い栄養素なんですが、さつまいものビタミンCはデンプンの膜に保護されているため加熱しても失われにくいという特徴があります。
また、さつまいもには「ヤラピン」という特有の成分も含まれています。
ヤラピンとはさつまいもを切ったときに出る白い物質で、胃粘膜を保護し、排便をスムーズにする効果があります(便秘の解消)。
ヤラピンも加熱によって失われることはないので、調理法が限定されないというメリットがあります。
他にもさつまいもにはビタミンB群、ビタミンE、ビタミンK、セルロースなどを含むため、おやつやトッピングに活用することでこのような健康効果が期待できます。
- 骨の強化
- 疲労回復
- 血液凝固作用
- けがや火傷の治癒を早める
- 老化・癌予防
- 軟便・下痢の改善
犬にさつまいもを食べさせる際のポイント
さつまいもをあげるとき、もっとも注意すべきはその量。
消化に時間のかかる腹持ちのいい食べ物ですので適量であればダイエットにも使えますが、あげすぎてカロリーオーバーになれば太る原因になってしまうので注意が必要です。
そして、さつまいもの栄養素を最大限摂取するには皮ごとあげるのがオススメ。
もちろん人間同様、生のままでは食べられないので、茹でる・焼く・蒸す・ふかすなどした後、のどや口の中に張り付く事故を防ぐために細かく刻んであげるのがいいと思います。
また、さつまいもは食物アレルギーを起こしにくい食べ物ではありますが、まれに反応して痒みや発疹が出てしまう子がいます。
初めて与える際はほんの少しの量から試してみてくださいね。
子犬に焼き芋を食べさせてもいい!?
子犬に限らず犬は甘いものが大好きで、人間がご飯を食べている時に甘えてきたり、食べたいというポーズをしてくることが多いのです。
人間の食べ物は極力あげないようにすることが大切ですが、焼き芋はヒルガオ科サツマイモ属のイモ及びでんぷん粉類の食べ物で、子犬にも食べさせても問題はないです。
また、さつまいもは焼いたり、ふかしたりといろんな料理方法がありますが、焼き芋が大好きな子犬はとても多く、喜んで食べてくれます。
ちなみに、焼き芋は保存もすることができ、保存に最適な温度は10~15℃で、新聞紙に包んで涼しいところに置くと、長期保存をすることができるようになっているため、おやつとして子犬に食べさせても良いのです。
子犬に焼き芋を食べさせる場合の注意点
子犬に焼き芋を与えるメリットは、
- 食物繊維が豊富で栄養が良い
- 犬に合わせた大きさで与えられる
- 愛犬の皮膚の色素沈着の予防にも効果がある
子犬は焼き芋を食べるのが大好きではありますが、焼き芋を食べさせる際はいくつか注意点があります。
実は、さつまいもには食物繊維が多く含まれ、消化できないものでもあるので、あまり与えすぎてしまうことがないようにしなければいけないのです。
また、子犬によっては咀嚼せずに飲み込んでしまうことがあります。
あまりにも大きいサイズの焼き芋を与えてしまうと、喉に詰まってしまう恐れがあることから、適度な大きさに切ってあげてあげることが大切です。
- 咀嚼(そしゃく)せずに飲み込んでしまう恐れがある
- 太りやすい食材
- 虫歯になりやすい
おすすめ!さつまいも入り無添加犬おやつ
ベストパートナー製のおやつは、どれも無添加で安心なのでいつも我が家にストックがあります。
犬が好きな鶏ささみ+さつまいもだけで出来ているので「食べなかったらどうしよう…」の心配はまずありません。
硬めに焼き上げられているので、個体差はありますが小型犬であれば一瞬でなくなることもないと思います。
100%有機野菜だけで作られているオーガニックのさつまいもチップス。
本当にいい素材のみを使用しているのでお値段はけっこう割高です。
水に戻して手作りご飯のトッピングに使ってもよし、薄いのでそのままおやつとしてあげてもよしです。
良いさつまいもの選び方
最後に甘くておいしいさつまいもを選ぶコツをご紹介します。
愛犬に良いさつまいもを選んで食べさせてあげたい!という方は是非参考にしてください。
- 色ムラがなく鮮やかな紫色
- 真ん中が膨らんだ形状をしている
- ひげ根が硬いものや多いものはダメ
- 切り口に蜜がしみだしている(=蜜芋、甘い証拠)
- 表面にひげ根のデコボコや傷がない
しかしながら、やはり与え過ぎは良くないので、ほどほどにすることが大切です。
また、ご飯前におやつとしてあげる場合は限度を決めて与えることで、ご飯でもしっかりと食べてくれるようになるので、与える際は注意が必要です。