みずみずしくて、ピリッとした辛みがクセになる大根。夏はおろしで、冬は煮込んで食べるとおいしいですよね。
結論から先に言うと、愛犬にも大根を与えて大丈夫です!
今回はメジャーな大根だけではなくスプラウト(かいわれ大根)にも焦点を当てて解説していきます。
ページの最後にはおいしい大根を選ぶコツを載せていますので参考にしてみてくださいね。
大根を食べさせるとこんな良いことが!
大根は根と葉っぱの両方が食べられるお野菜です。どちらがいいというものでもなく、料理のしやすさで言うと根の勝ち、栄養面でいうと葉っぱの勝ちです。
どちらも加熱に弱い(=栄養素が壊れる)性質があるのでできるだけ生で食べるのが望ましいです。ただ葉っぱはなかなか生で…というわけにもいかないので、サッと軽く湯通してみじん切りするのがいいと思います。
辛みが気になる場合は切った後しばらく放置するか水にさらしてみてください。
大根の特徴的な栄養素のひとつに「ジアスターゼ」というものがあります。
ジアスターゼは消化吸収を助けてくれたり発がん物質を排除する役割があります。
他にもビタミンC、食物繊維、葉酸などが含まれているため、手作りごはんやおやつに与えることでこんな効果が期待できます。
- 便秘解消
- ストレスへの抵抗力を高める
- 骨を丈夫にする
- 血を作る
- 抗酸化作用
- 感染症予防
- 余分な塩分を排出する
かいわれ大根も与えてOK!辛い時は軽く湯通ししてみて!
かいわれ大根とは簡単に言えば大根の芽のこと。
食べるとピリッとしますが、これは辛み成分「イソチオシアネート」が含まれているためです。殺菌・抗がん作用があります。
他にもマグネシウム、ビオチン、β-カロテン、ビタミンKなどを豊富に含んでいますが、この栄養素をめいっぱい摂ろうと思ったらやっぱり生食が1番。
犬に大根を与える際の注意点
犬に大根を与える際の注意点として、まず、どんな食べ物にも共通して言えることですが、まれにアレルギー反応を示すことがあるので、初めて与える際はほんの少量から試してみてください。
また、人間用のおでんの大根は味付きなので食べさせてはいけませんが、刺身に付いてくる”つま”は単なる大根の細切りなので与えても大丈夫です。
良い大根の見分け方
それでは最後に、おいしい大根の選び方を伝授します。
愛犬においしい大根を選んであげたい!という方は是非参考にしてみてくださいね♪
- 他のものに比べて太い
- ハリ・ツヤがある
- 持った時にずっしりと重い(水分が豊富な証拠)
- 毛穴が少なくなめらかな表面
- ひげ根がまっすぐ下まで伸びている(甘い証拠)
- 葉は鮮やかな緑色でシャキッとしている
そのほか、『冬大根は甘く夏大根は辛い』『同じ大根でも葉に近いほど甘く先端は辛い』なども知っておくと便利ですね。
ちなみに二股大根、三股大根などは土中の障害物を避けようとした結果なので味や栄養面で劣るということはありませんよ~(^^)♪