犬にひじきを与えても大丈夫?正しい与え方をすれば快便の心強い味方に

犬にひじきを与えても大丈夫?正しい与え方をすれば快便の心強い味方に

和食の定番として古くから日本人に愛されてきたひじき。

海藻を食べる習慣があるのは日本などごく限られた一部の地域だけと言いますが、果たして犬たちはひじきを食べることが出来るのでしょうか?

結論から先に言うと、犬もひじきを食べることが出来ます

そこで今回は犬にひじきを与えるメリット、デメリットのほか、与える際の注意点、正しい与え方などをご紹介していきます。

最後に良いひじきを簡単に見分ける方法も載せていますので参考にしてください。

目次

犬にひじきを与えるメリット

犬にひじきを与えるメリット

「ひじき食べると長生きできる」と昔から言われるように、ひじきはビタミン・ミネラルが豊富で栄養価の高い食材です。

海藻に共通して含まれる「ヨウ素」は新陳代謝を活発にし、発育を促進したり骨格の形成に関わったりする栄養素で、体内への吸収率が非常に高いことで知られています。

特に育ちざかりの子犬・関節が弱くなっている老犬には積極的に摂らせたいところです。

また、ひじきに含まれる「食物繊維」は腸に刺激を与えて排便を促したり、腸内環境を整えて大腸がんのリスクを下げる効果が認められています。

この食物繊維の量がひじきはずば抜けていて、豊富とされるごぼうの8倍ほどあると言われています。

他にもひじきには様々な良い成分が集まっており、日々の食事に摂り入れることでこのような健康効果が期待できます。

期待できる効果
  • 骨や歯の形成を助ける
  • 貧血予防
  • 皮膚や粘膜を健康に保つ
  • 脂肪を燃やす
  • 疲労回復
  • 活性酸素の除去

犬にひじきを与える際の注意点とポイント

犬にひじきを与える際の注意点とポイント

ひじきに限らず、昆布わかめなどの海藻類は良くも悪くも食物繊維がたっぷりなので、肉食寄りの犬にとっては消化が難しい食材にあたります。

そのため、与える際はしっかりと茹でて柔らかくしたあと細かく切り刻んであげる必要があります。また、人間用に味付けされたひじき(煮物など)は与えないようにしてください。

ひじきをトッピングに使用するときのワンポイントとしては、タンパク質と一緒に摂ることで栄養価値がアップするのでお肉、魚、卵、大豆製品などと組み合わせると良いでしょう。

また、ブロッコリー赤ピーマンなどビタミンCを多く含む食材を合わせると鉄分の吸収率がアップし、きのこ類と食べるとカルシウムの吸収率がアップします。

ひじきを与えるときはこういった食べ合わせのことも頭の片隅に置いておいてくださいね♪

良いひじきの選び方

最後に、おいしいひじきを選ぶコツをご紹介していきます。愛犬に良いひじきを食べさせてあげたい!という方は是非参考にしてください。

  • 色鮮やかな黒色でムラがない。
  • 形、大きさが揃っている。
  • 変色した部分がない。
  • 葉先までしゃきっとしている。
  • 磯の香りが強い。
犬にひじきを与えても大丈夫?正しい与え方をすれば快便の心強い味方に

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この記事を書いた人

Wasabimamaのアバター Wasabimama 愛玩動物飼養管理士・農家

愛玩動物飼養管理士で愛犬の専門家であり、飲食業と農業で培った野菜や果物、肉魚などの知識も豊富。

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