愛犬が突然ドッグフードを食べなくなってしまったら・・・誰しも心配になりますよね。
それが単なるわがままによるものなのか、体調不良によるものなのかをしっかりと見極める必要があります。
今回は愛犬の食欲不振に悩む飼い主さんのためにその原因と解決方法をまとめました。
環境の変化によるストレスで犬の食欲が落ちる

うちに迎えたばかりのワンちゃんの場合、移動の疲れや緊張、環境の変化によるストレスで一時的に食欲が落ちるのはよくあることです。
もしすぐに食べてくれなくてもお皿は下げずに、またトッピングなどもせずにサークルに入れておきます。
環境に慣れてきたら自分から食べてくれるようになりますので、あまり構いすぎずにそっとしておきましょう。
ご飯はワンちゃんがそれまで食べていたものと同じものを与えてください。
ただ、超小型犬の子犬などは長時間食べないと低血糖になる恐れがあります。
愛犬のわがままでドライフードを食べない

「体は元気で、おやつや缶詰は食べるのに、ドライフードは食べない」という場合、それは単なるわがままである可能性が高いです。
この場合、ご飯の時間を1回15分程度と決め、食べても食べなくても時間が来たらお皿を下げるようにします。
このとき、食べないからと言っておやつやほかの食べ物を与えるのはやめてください。
ドライフードしか出てこないとわかれば、そのうち諦めて食べてくれるようになります。
犬の誤飲による詰まりでご飯を食べれない

誤飲事故が圧倒的に多いのが0歳~1歳の若い犬。
飲み込んだものが紙類や小さなものであれば数日でウンチから出てくる場合もありますが、胃や腸で詰まると嘔吐・けいれん・発熱・下痢などが現れることも。
誤飲をしたことがわかっているときは、目立った症状がなくても、絶食絶飲で病院に行くのがベストです。
「いつ、何を飲み込んだか」を正確に伝えられると治療に役立ちます。
犬の運動不足で食欲不振

運動不足でストレスが溜まると、吠える・噛むなどの問題行動を起こしやすくなるだけでなく、腸の動きが鈍くなって便秘や食欲不振にも繋がります。
超小型犬であっても積極的に外に連れ出して、太陽の光を浴びさせたり、思いっきり走らせたりすることをおすすめします。
ちなみに便秘になると下腹部がゴロゴロと硬くなるので判断の目安にしてください。
愛犬が夏バテでドッグフードを食べない

高温多湿な日本の夏は、暑さに弱い犬たちにとってもっとも過酷な季節。人間と同じように一時的に食欲をなくすことがあります。
なかなか自分からフードを食べてくれないときは、水分量の多い食材(トマト、キュウリ、スイカなど)をトッピングしてあげてください。
もしくは、犬用スポーツドリンクやヤギミルクをあげると栄養補給と水分補給が同時にできて、食いつきもいいのでおすすめです。


ドッグフードが酸化した臭いで食べたくない

ドライフードは長期保存ができるよう作られてはいますが、酸化することを考えて「封を開けたら1ヶ月以内に使い切る」のが理想。
特に無添加のドッグフードだと酸化防止剤が入っていないことも多く、保存方法に気を遣う必要があります。
ヒート(生理)前後で食欲がない

女の子であれば早い子で生後6ヶ月ごろからヒート(生理)が始まります。
ヒートの前後に食欲をなくすのはよくあることで、時期が過ぎれば元に戻るので心配いりません。
また、ヒート中の犬が近くにいると、興奮のあまりオス犬が食事を摂らなくなるということもあります。
単なる反抗期でドッグフードを食べない

小型犬か大型犬かで多少時期は異なりますが、人間のこどもと同じように犬にも反抗期があると言われます。
小型犬なら生後4~6ヶ月ごろ、大型犬なら9~12ヶ月ごろ、女の子であればヒートが、男の子であればマーキングが始まる時期と重なります。
言うことを聞かなくなったり、他の人や犬に吠えるようになるのが代表的な行動ですが、中には飼い主から出されたご飯を食べなくなる子も。
この場合も、おやつなどは一切与えず、もし食べなくても時間が来たらお皿を下げるようにします。
おなかが空けば必ず自分から口にするので毅然とした態度で接してください。
病気・疾患があって食べたくても食べれない

シニア期に入ると、若いころに比べ食欲が落ちるのはごく自然なこと。また、歯が弱って噛むこと自体が困難になっていたり、内臓系に疾患があって食べたくても食べられない状態である可能性があります。
病気の可能性があるときは病院へ行くのが最善ですが、ただ単に食欲がわかないという時は、フードをぬるま湯でふやかして、においの強い食べ物(ホルモン系のお肉、チーズ、ヨーグルト、バナナなど)をトッピングしてみてください。
また、量を食べないようなら高タンパクなフードに切り替えるのも1つの手ですね。
まとめ
以上、今回は犬がご飯を食べなくなる理由と解決策をお伝えしました。
- 環境の変化によるストレス
- わがままや好き嫌い
- 誤飲
- 運動不足による便秘
- 夏バテ
- フードの酸化
- ヒート
- 反抗期
- 病気・疾患がある
原因によって対処法は異なります。愛犬の状態をよく観察して対応するようにしてください。